**登場人物**
* **青空**(あおぞら): 共感派。目標こそ人生の羅針盤!
* **大地**(だいち): 疑問派。目標だけがすべてじゃない!
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**青空**: ねえ、最近新しい目標が見つからなくて、ちょっとモヤモヤするんだよね。目標がないと、まるで大海原で羅針盤を失った船みたいで、どこに進めばいいのか分からなくなっちゃう。
**大地**: なるほどね。たしかに、目標があると頑張れるし、充実感も得やすいよね。でも、目標だけがすべてじゃないと思うんだ。
**青空**: え、どういうこと?
**大地**: 例えば、美味しいご飯を食べる、素敵な音楽を聴く、友達と楽しく過ごす。そういう日々の小さな喜びだって、立派な「希望」じゃないかな? 目標達成だけが全てじゃなくて、日々の生活の中にも「希望」はたくさん転がっていると思うんだ。
**青空**: うーん…でも、それはあくまで「楽しみ」であって、「希望」とは違う気がするな。希望って、もっとこう、未来に向かっていくための光っていうか、道標っていうか…。
**大地**: 例えば、君が大好きな画家さんがいるとするよね。その人が、大きな展覧会を開くことが決まったとしたら、それは君にとって「希望」になる?
**青空**: もちろん!作品を直接見られるチャンスだもん!
**大地**: では、もしその画家さんが、「今は創作活動に集中したいから」と、今後一切、展覧会を開かないと決めたとしたら? 君は「希望」を失ってしまう?
**青空**: うーん…それはすごく悲しいけど…でも、その画家さんが、自分の納得のいく作品を作り続けることが「希望」になると思う。だから、私はその人の作品を応援し続ける。
**大地**: そうだよね。目標は変わっていくものだし、形も人それぞれ。目標達成だけが「希望」じゃなくて、その過程や、目標を取り巻く周りの状況、そして自分の気持ちの変化によっても、「希望」は形を変えて見えてくるものだと思うんだ。
**青空**: なるほど…。確かに、目標達成だけがすべてじゃないのかもね。日々の小さな喜びや、目標を達成するまでの過程、周りの人の存在…そういうものの中にこそ、「希望」を見出すことができるのかもしれない。
**大地**: そうそう!だから、新しい目標が見つからなくてモヤモヤする気持ちは分かるけど、あまり思い詰めないで。焦らずに、自分のペースで進んでいけばいいんだよ。
**青空**: うん、ありがとう大地!ちょっと気持ちが楽になったよ。