新時代へ向かって☺考え方を柔軟にする

自分の考えを持つことは大事。他の意見を聴いて考え方に幅をもたせることはもっと大事。

何か問題が起こった時、原因ばかり探すよりも意識を解決へ向ける。

**サチ:** 最近、プロジェクトでトラブルが続いたんだけど、その度に「なんでこうなったんだ!?」って原因探しに明け暮れるよりも、「どうすればこの状況を打開できるか」を考える方が、ずっと建設的だと感じたんだよね。

 

**ケン:** それは理想論じゃない?原因を特定しないまま対策を講じても、同じ問題が再発する可能性が高いよ。例えば、パソコンが故障した時に、「とりあえず再起動してみよう」だけでは、根本原因が解決されないのと同じだよ。

 

**サチ:** 確かに、原因を全く無視しろって言ってるわけじゃないの。ただ、原因探しに時間をかけすぎて、解決がどんどん遅れてしまうのは本末転倒だと思わない?例えるなら、風邪を引いた時、いつどこでウイルスをもらったかを特定するよりも、まずは薬を飲んで体を休める方が先決でしょ?

 

**ケン:** うーん、風邪の例えはちょっと違うかな。風邪の場合は、原因が特定できなくても対処療法でなんとかなるけど、システムトラブルはそうはいかない。原因をきちんと把握しないと、根本的なシステム改修には繋がらないよね。それは、料理で焦げ付いた鍋を、焦げ付いたまま使い続けるようなものだよ。きちんと原因を理解して焦げ付きを防ぐ方法を考えないと、また同じことの繰り返しになる。

 

**サチ:** それはわかる。でも、焦げ付いた鍋をどうするか、まずは焦げ付きを落とす方法を考えた方が、焦げ付いた原因を探し続けるよりも、早く料理ができる状態に戻せるって言いたいんだ。もちろん、原因を突き止める努力も並行して行うべきだけど、まずは「今、どうすればいいか」という視点が重要だと思う。

 

**ケン:** それは、問題の性質によって考え方を変えるべきということだね。でも、原因究明を軽視すると、同じような問題が繰り返されるリスクは常につきまとう。例えば、自転車のタイヤがパンクした場合、単に新しいタイヤに交換するだけでなく、なぜパンクしたのかを調べないと、またすぐにパンクしてしまうかもしれない。釘を踏んだのか、空気圧が足りなかったのか、それによって対策は変わってくる。

 

**サチ:** そうだね、パンクの原因を特定するのは大切。でも、まずはパンクしたタイヤを交換しないと、そもそも自転車に乗れないでしょ?私は、問題を解決するために必要な行動を、優先順位をつけて実行していくことが大切だと思うんだ。原因究明はその次でもいい場合がある。

 

**ケン:** 優先順位は大切だけど、原因がわからなければ、正しい対策を立てられない可能性もある。例えば、家で水漏れが発生した場合、まずは止水栓を閉めるのは正しい判断だけど、原因が水道管の破損なのか、それとも排水口の詰まりなのかによって、修理の方法は全く違う。

 

**サチ:** うん、それはその通り。だから、両方必要だと思うの。原因を探ることはもちろん大事。でも、原因探しに固執して手が止まってしまうよりも、できることから対処しつつ、原因を探るという両輪で動く方が、結果的に早く解決に近づけるんじゃないかな。例えるなら、道を迷った時に、地図を広げて原因を探るばかりでなく、人に道を聞いたり、目印になるものを探したりすることも重要だよね。

 

**ケン:** なるほど、サチの言うことも理解できる。バランスが大事だということだね。原因究明に固執しすぎて、解決が遅れてしまうのは確かに問題だ。ただ、原因を完全に無視するのではなく、適切なバランスを見極めることが重要だということだね。

 

**サチ:** そうそう。状況に応じて、原因究明と解決志向のバランスを取りながら、前に進むことが大切だと思う。

 

**ポイント**

 

* **サチ**:問題解決のスピードを重視し、まずは解決策を実行に移すことを提唱。原因究明は並行して行うべきと主張。

* **ケン**:原因究明を重視し、根本的な解決には原因の特定が不可欠だと主張。原因を無視した対策は再発リスクを高めると指摘。

* **両者**:最終的に、バランスが重要であるという共通認識に達した。

 

この議論を通して、問題解決においては、状況に応じて原因究明と解決志向のバランスを取ることが重要であるという結論に至りました。どちらか一方に偏るのではなく、両方の視点を持ちながら、柔軟に対応することが求められるでしょう。