**剛田**：信念を強めるか…簡単な話だ。自分の信じる道を、何があっても貫き通せばいい！ 周りがどう言おうと、困難にぶつかろうと、絶対に諦めない。そうすれば、
おのずと信念は強固なものになる！
**優柔**：えーっと…でもさ、そんなに簡単に割り切れるものなのかな？ 例えば、ずっと「宇宙人はいない」って信じてきた人が、UFOを目撃したら、信念を曲げずにいられる？
**剛田**：それは…その時はその時だ！ きっと、目の錯覚か何かだろう！ 大事なのは、自分の信念を揺るがせないことだ！ 岩のように、どんな波にも流されない強い岩のように！
**優柔**：う〜ん…でも、岩って、長い年月をかけて波に削られて、形を変えることもあるんだよ？ 状況や新しい情報によって、信念が変わっていくのも自然なことなんじゃないかな。
**剛田**：何を言っているんだ！ 自分の信念をコロコロ変えるなんて、まるで風見鶏のようだぞ！ そんなんじゃ、周りの人間はついてこない！
**優柔**：でも、風見鶏だって、風の向きを知るために必要な役割を果たしているんだよ。周りの状況を理解して、柔軟に対応していくことも大切なんじゃないかな。例えば、昔は「地球は平らだ」と信じられていたけど、今では誰もが「地球は丸い」ってことを知っているよね？
**剛田**：うっ…それは…確かに…しかし！ だとしても 自分の軸となる信念は、
絶対に曲げてはいけないものもあるはずだ！ さもないと、自分を見失ってしまう！
**優柔**：もちろん、自分の核となる部分は大切にするべきだと思う。でも、その核となる部分だって、周りの環境や経験を通して、より強固なものに成長していくんじゃないかな。木をイメージしてみてよ。幹は太くしっかりとしているけど、枝葉は周りの環境に合わせて伸びていく。信念も同じように、柔軟でありながらも、芯の通ったものでありたいよね。
**剛田**：う…うむ…確かに、君の言うことも一理あるな…。信念は、頑固に守り通すものというより、経験を通して成長させていくものなのかもしれない…。
**優柔**：そうだね。大切なのは、自分の信念と向き合い、常に問い続けることなんじゃないかな。そして、新しい情報や経験を通して、信念をより確かなものへと育てていくことが大切なんだと思うよ。
**剛田**：…そうか…。私も、頭でっかちにならずに、柔軟な心を持つことを心がけよう。
